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雪合戦マガジンの誕生
Yukigssen magazine
History
since 2008
雪マガ2号編集中記より。編集部と稲葉選手~取材撮影
2006年の夏、初代編集長の中村 計が雪合戦発祥の地、昭和新山がある北海道の壮瞥町を訪れました。
スポーツライターとして、たまたま岩手の雪合戦を取材した事がきっかけで高校時代の仲間たちを集めてチームまで作り、雪合戦の魅力にすっかり取り憑かれていた中村自身が天職を活かした「雪合戦マガジン」制作の企画提案を申し込んだのです。
自腹覚悟で臨んだ提案に、実行委員会は19回大会のプログラムと併載することで応えてくれました。こうして雪合戦マガジン準備号VOL.0/(19回大会プログラム)として誕生することになったのです。
翌2007年、創刊にむけて実行委員会から相談を受けた広告代理店の担当、柴山充規と大会ポスターを制作していた私と現雪合戦マガジン編集者の一人である妻を加え4者が札幌に集まり、創刊1号の企画が動きだします。
柴山がスポンサーを集め印刷予算を捻出し、中村が取材原稿作り、カメラマンの相棒、宍倉優二と撮影を兼任、編集部夫婦がデザインを担当し最少人数の編集部が始動したわけです。
こうして2008年、第20回昭和新山国際雪合戦で記念すべき第1号(40P)が誕生しました。 その後、残念ながら初代中村編集長は本業が多忙を極め第6号をもって雪合戦自体から離れてしまいますが、現編集部がその意思を引き継ぎ各地の雪合戦人をつなぐ情報ツールとして、現在第14号まで発刊することが出来ています。
2020年、新型コロナ禍による大会中止から、雪合戦マガジンの継続プロジェクトとして、クラウドファンディングを実施し、全国からのご支援により14号、YMPA2020を発刊することことができました。
これはひとえに全国の希少な雪合戦関係者の支え無しでは成し得られなかった事です。
雪合戦普及の為のツールとして取材から始めた全国の雪合戦の開催地の取材から、雪合戦人のつながりと絆のネットワークが出来上がりました。
雪合戦人のつながりを後押していくことを目標にした雪合戦の布教活動であると思っています。